ねぢラボのご紹介

責任のひとつの形

当社には研究開発チームが存在します。彼らは、新規製品の開発はもちろんのこと、実際の使用状況で製品がどのように機能しているのか見守り続けています。それは、安心・安全なインフラ整備に貢献する企業が持つべき責任のひとつの形です。ねぢラボではネジ、ボルトだけでなく様々な締結品の開発に取り組んでいます。また、フラクトグラフィ(Fractography:破損した物体の破面を観察し、破壊原因や破壊の機構の情報を得る解析)の強化にも取り組んでいます。
万が一、ねぢなどの締結品が破断した場合であっても、破断面の観察を行うことにより、破壊の原因調査と分析を可能としています。これにより、材料選定の見直しや製造工程の改良へフィードバックし、さらに高品質な締結品の製造ノウハウを高めています。

各設備を用いて、多角的アプローチで調査&開発に取り組みます。

  • 専門知識に基づく観察を応用した調査
  • 機械的性質の調査
  • 金属組織レベルでの調査
  • シミュレーションによる応力挙動の調査

締結部品の調査や開発・研究。金属製品について何でもご相談ください。

※現在は、再生可能エネルギー向けの新製品開発に日々取り組んでいます。

研究開発設備紹介

卓上走査型電子顕微鏡

金属組織の高倍率観察により、組織の正常性を判断できます。
破断面のミクロ観察により、破壊原因の憶測および使用状況の予想ができます。

●仕様
観察倍率 15倍~30,000倍
加速電圧 5kV,15kV
最大試料寸法 φ70mm×厚さ50mm
観察モード 標準モード,帯電低減モード
エネルギー分散型X線分析装置(EDX)

製品に含まれる成分を定量評価し、部位ごとの成分のばらつきも評価できます。
破壊原因となり得る破面の調査もできます。

●仕様
検出可能元素 B5~U92
エネルギー分解能 161eV(Cu-Kα)
定量分析モード スペクトル(点,面)
ラインスキャン
元素マッピング
倒立型金属顕微鏡

金属組織を観察し、正常な組織であるか調査することができます。

●仕様
観察倍率 50倍、100倍、200倍、400倍、500倍
観察方法 明視野、暗視野
観察モード 標準、結晶粒度測定
(JIS G0551/ASTM E112-96/E1382-97)
マイクロスコープ

1,000倍まで拡大でき、3D画像モードや深度合成を用いてにより立体的な観測ができます。調査対象のマクロ視野での観察にも応用します。

●仕様
観察倍率 1~1000倍
解像度 200万画素、400万画素、
800万画素、1800万画素
観察モード 深度合成モード
3D画像モード
マイクロビッカース硬度計

微小範囲の硬度を調査し、様々な加工履歴を知ることができます。
ねじ部脱炭・浸炭の硬度による検査の実施に活用できます。

●仕様
試験力 5gf,10gf,25gf,50gf,100gf,
200gf,300gf,500gf,1000gf
荷重保持時間 5~99sec
試料最大高さ 120mm
試料最大奥行き 140mm
3000kN万能試験機

調査対象に対し様々な形式で荷重を負荷し、再現試験や製品の仕様適正を判断できます。
※このほかに1000kN万能試験機を有しており、調査対象によって使い分けを行います。

●仕様
最大負荷容量 3000kN
丸棒用つかみ具 φ20~φ110
負荷速度 最大40mm/mm
試験モード 引張試験・圧縮試験・サイクル試験
(最大設定サイクル数1000回)
塩水噴霧金属腐食試験機・CASS試験機

製品に対して表面処理が適正に施工されているか調査することができます。

●仕様
適用規格 ISO,IEC,JIS,ASTM
3D-CADおよび有限要素解析

シミュレーションによって製品の使用時に作用する力を予測したり破壊原因の推測ができます。

主な研究・開発実績

学会発表
2014年9月 日本機械学会茨城講演会「軌道用フックボルトの応力解析(その2)」
2013年9月 日本機械学会茨城講演会「構造用鉄鋼材における焼入れ焼戻し条件の検討」
2012年8月 日本機械学会茨城講演会「軌道用フックボルトの応力解析」
公開特許
特開2013-174067 セグメントの継手金具 (他社との共同出願)
特開2009-019347 橋枕木固定用フックボルトの座金及びパッキング
特開2008-025335 橋枕木固定用フックボルト、座金及び橋枕木
特開2006-002405 連接軌道のレール応急処置器、及び連接軌道のレール応急処置方法
(他社との共同出願)
特開2004-162256 撤去可能な埋設管
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